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2016ワールドボウリングユースチャンピオンシップのレーンマップガイド

August 1, 2016

米ネブラスカ州にて行われている2016ワールドボウリングユースチャンピオンシップには世界の若手ボウラーたちが集まり連日接戦を繰り広げている。

 

WTBAのサイトでは、大会のレンコンだけでなくレーンのトポグラフィ(レーンの地形)も掲載されており、大会前にボールを準備する選手とコーチのための参考資料としている。

レーンマップガイドとは、Kegel社のLaneMapper(TM)という機械でレーン1本1本の横方向の傾斜を測りグラフ化したものだ。

 

このトポグラフィの重要性については、これまでボウリングディスマンス翻訳シリーズで幾度か登場した言葉なので本サイトの読者なら知っている人も多いと思う。ボウリングというスポーツは、球が板の上を転がるものであり、そこに関わる重要な要素の1つは摩擦だが、もう1つは重力だ。その重力に影響を与えるのがレーンの傾斜である。平らな板の上にボールを置いて板を傾ければ、重力が働き、ボールは板が傾斜する方向へと転がる。これと同じことがボウリングのレーンとボールの間でも起こっている。

 

レーンの傾斜は縦方向(ファールラインからピンまで)と横方向(左右ガターの間)の2つがあり、このLaneMapper(TM)は、横方向の傾斜をグラフ化するものだ。下記は、今大会の1-2番レーンのグラフだ。

グラフ上の色は、各板のその位置における横方向の傾斜を表している。例えば、上のグラフでは赤色は 2L to 4L SPB と書かれている。このグラフでは1/1000インチを1として、左方向に2~4傾斜しているという意味だ。 SPBとは Slope per Board の略である。緑色は左右0.5 SPB ということで、ほぼ平らな部分となる。図を見ても分かるように、緑色(平らな部分)は非常に少ない。

 

これを踏まえ、1番レーン(上図左側)を見てみよう。全体的に黄色・赤・濃茶色が多い。ということは、全体的に左傾斜の板が多いことになる。右手投げ選手にとっては、ゲームが進むにつれ、手前のオイルが削れてくればレーン前半4番スパットと2番スパットの間にある赤いエリアにある左方向への傾斜が摩擦が相まって、投げたボールが左へと引っ張られるように感じるかもしれない。

 

この1番レーンのレーンマップガイドと今回のレーンコンディション(ローマ 45フィート)グラフを並べてみる。図の下方にあるのは、 レーンコンディションプログラムシートの一番下にある横方向のグラフをひっくり返したものだ。これはブライアン・ボスの『ベア・ボーン・ボウリング』で紹介されている手法だ。ガター付近はフラットにオイルが塗られている状態であり、これに加えレーンマップガイドのガター付近にある右側への傾斜が重なれば、ガター付近へボールを出すことは危険と言える。

1番レーンを見ただけでも様々な状況がレーンプレイを取り巻いていることが分かる。

さらに悩ましいのは、2番レーンは1番レーンとはまったく違ったレーンマップになっていることであり、すべてのレーン1本1本において全く違う表情があるということだ。

 

日本を含め、世界大会に出場する選手やコーチは、レーンプログラムシートと合わせてこのような情報を前もって検証し、大会に向けた対策を練っているのだと想像する。

 

いやはや、ボウリングというスポーツは実に複雑且つ興味深いスポーツであり、管理人は益々その魅力に取り憑かれていくのである。

 

END

 

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